2012.12.07 : 平成24年11月予算特別委員会

杉本委員 高志の国文学館の中に、日本で一番予約の取りにくい落合シェフのレストランがあります。大変な人気で高志の国文学館への客寄せパンダみたいな存在になっています。一度このレストランで食事をしてみたいと思っていますが、残念ながらまだ行っていません。近いうちに奥野議員か火爪議員か井加田議員と一緒に行けたらいいなと思います。火爪さんお願いいたします。(「はい」と呼ぶ者あり)
高志の国文学館は、松川に隣接しておりますが、高志の国文学館の南側にある松川の親水性の高い護岸を活用して、松川遊覧船で乗りおりできるよう整備してはどうでしょうか。
第一ホテルやANAクラウンプラザに宿泊した観光客が、松川茶屋から遊覧船に乗って高志の国文学館へ行き、帰りは松川べりの遊歩道を散策してもらうこともおもしろいと思いますが、どうでしょうか、土木部長の考えをお伺いいたします。

柴田土木部長 昭和63年度から営業を開始しております松川遊覧船は、富山観光遊覧船株式会社が、現在、3月から11月までの土日・祝日などにおきまして、県民会館横の塩倉橋橋詰めのほうから船着き場を発着いたしまして、舟橋といたち川との合流点の間の約1.2キロメートルを往復しているものであります。
委員の御提案の遊覧船を高志の国文学館前の親水広場まで運航する場合には、運航区間を舟橋から上流に約140メートル延伸することになりますが、当該区間の水深が現在約40センチメートルであり、遊覧船が運航するのに必要な水深が約80センチメートルということになりますので、川底を掘り下げる必要があります。
しかしながら、この川底を掘り下げるには、既設護岸の根入れを深くするための工事が必要となり、掘削に伴いまして、市民の憩いの場となっております松川沿いの桜が枯れる懸念があること、また松川の地下を横断しております富山市の下水道管渠──これは昭和37年に設置されました管渠で、松川の南側のほうの約96ヘクタールの雨水と汚水を合流式で送水している管渠でございまして──この管渠と川底との間隔が、ほとんどなくなるということになりますので、管の布設がえや構造補強も含め、安全性を確保する必要があることなどの課題があります。
このほかにも、生態系に配慮しました親水広場のほうの既設護岸を、遊覧船が接岸するために改修するとか、あるいは定期的なしゅんせつが必要となることなど、遊覧船が運航できるように整備するには、幾つかの課題があり、なかなか難しい面もありますが、富山市など関係者の御意見もお聞きしながら研究してまいりたいと考えております。


2014.06.25 : 平成26年6月予算特別委員会

51 : 浅岡委員

次に、中心市街地の活性化に関した地元の課題について、幾つか質問させていただきます。
近年、富山に来県する国内外からの観光客が増加している中、魅力ある富山市の中心市街地における観光スポットとしての松川といたち川の河川整備の充実が問題提起されて久しくなりますが、直近では2012年12月の予算特別委員会にて、杉本委員が高志の国文学館までの松川のしゅんせつと観光遊覧船の運航延伸に関して質問されまして、当時の柴田土木部長が、富山市及び関係者と協議し研究すると答弁されております。
その以前は、2004年9月定例会一般質問にて、松川など観光振興に関していたち川の改修計画と、松川、いたち川との合流点付近──合流点付近というのは、配付資料の2)の図のA)の部分でございます。
今ここは現在固定で堰化されていますが、ここの可動堰化による観光遊覧船の運航範囲の拡大についての質問がありまして、当時の吉田土木部長が、松川の水位を確保するために、新たに可動堰を計画し、国と遊覧船運航会社などと協議しているとしておられます。
そして、可動堰を設置した場合には、遊覧船の運航範囲が広がる可能性があると答弁されております。
そこで、現在、松川を運航している観光遊覧船は舟橋から──舟橋というのは、この図の右側のところです。それから、松川といたち川の合流点、A)地点です──までの間で運航しておりますが、運航範囲を環水公園──環水公園というのは、この左側の取水堰1)のところのこのあたりに牛島閘門というところがあるんですが、ここのところです。環水公園まで延伸するためには、河川整備の点でどのような課題があるのか、林土木部長の御所見を伺います。

林土木部長 いたち川における富岩運河環水公園から松川の合流点までの区間につきましては、親水護岸や河床掘削などの整備がほぼ概成しておりますが、いたち川の河床掘削に伴い、松川の水位が低下することから、景観や遊覧船の運航に配慮をしまして、松川の従前の水位を確保するために、今ほど委員が御指摘のように、いたち川と松川の合流点付近に固定式の堰を暫定的に設置しているところでございます。
その区間で遊覧船を運航するには、水深を確保することや、流れに逆らって船が進行できるほど流れが緩やかなこと、また途中に堰などの落差がないことが必要であります。
これらの条件に対応する案としましては、まずは松川で約2メートル、いたち川で約1メートル、河床を掘削する方法が考えられますが、護岸や橋梁の基礎部への根継ぎが必要なことや、水位も1メートルから2メートル低下することから、景観に支障が生じるといった課題があります。
また、別の方策としましては、下流にある牛島閘門横の可動式の堰を高くしまして、いたち川の水位を約2メートル上昇させ、現在の松川とほぼ同じ水位とする方法も考えられますが、完成しているいたち川の親水護岸の遊歩道が水没することや、可動堰が開くのに時間を要するため、ゲリラ豪雨等により急激な水位上昇が生じた場合、いたち川が氾濫するおそれがあるなどの課題があります。
このような課題があることから、遊覧船の富岩運河環水公園までの運航区間の延伸につきましては、これまでもいろいろと検討してきたところでありますが、いたち川及び松川の水位対策や景観にも配慮しながら、引き続き検討してまいりたいと考えております。

【事務局スタッフコメント】
中島閘門のような、閘門と可動堰がセットになったものを、いたち川の赤江川との合流点の少し上に設置すれば、その上流の2〜3カ所の固定堰等の段差を吸収し、しかも、松川の水深の確保ができるのではないだろうか?ただ、河川内の障害物になるので、いたち川の洪水をうまく流せなくなる可能性がある。そこで、いたち川の上流、たとえば、石倉町延命地蔵尊の上流ぐらいから分流路を地下トンネルなどで作り、神通川に流せるようにするとよいのではないだろうか?そして、いたち川の大阪屋ショップ北新町店横ぐらいにも閘門&可動堰を設置すれば、延命地蔵尊まで航路を伸ばすことができ、周遊性が高まる。ただし、多額の費用がかかる。しかし、富山市の都市としての魅力は一層高まる。